意外と役に立つ!投資の判断材料

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みなさん、こんにちは。タルトリです。今回は投資の時に役に立つ判断材料について話をしていきたいと思います。

意外と役に立つ投資の判断材料

それは  「セクター」です。

セクターとは業種別にまとまりのことを言います。それぞれ景気や金融政策などに左右されて株価が変動していきます。セクターは主に33種類あります。

今回はその1つである「水産・農林業」について解説していきたいと思います。

水産・農林業セクターの対象会社

証券コード会社名時価総額PERPBR利回り
1301極洋442億円7.370.882.22
1322ニッスイ2552億円11.871.072.45
1333マルハニチロ1490億円8.060.772.38
1375雪国まいたけ385億円49.363.590.21
1377サカタのタネ1673億円20.921.141.56
1379ホクト597億円85.371.192.23

         平均    1189億円   26.54    1.44     1.84

水産・農林業セクターの特徴

 基本的に証券コードが「1300~」です。

このセクターは第一産業で人々の生活の中で必要不可欠な食料を生産しています。

缶詰、冷凍食品など長期保管ができる食料を作っています。そのためどの会社も売り上げが一定で安定的な需要が見込めるセクターです。

また、TPPや輸出の増加などで注目度が上がることがあります。

水産・農林業セクターの代表的な会社

このセクターの代表的な会社はニッスイ(1322)とマルハニチロ(1333)の2社です。

どちらともPBRは平均より下回っていますが他の項目においては平均より上回っています

水産関係の会社の中でもトップクラスの業績を上げていまし、冷凍食品関係もなかなか好調です。

ファンダメンタルズの分野での視点

  • 基本的に売り上げは横ばいで推移している。

→ 安定的な需要があると思えるが、反対に爆発力はいまいち

  • 水産業の缶詰などは安定的な需要が見込める

→ 災害時などには必需品になってくるので需要伸びる

  • マルハニチロ(1333)とニッスイ(1332)の冷凍食品は他の会社に比べても強い

→ 食料品セクターの分野の冷凍食品人気ランキングなどでトップ10入りしている

  • キノコ需要は一定的だと思う

→ 急激な需要などは見込めないと思うが安定的な需要は見込めるとおもう。

まとめ

今回は「意外と役に立つ投資の判断材料」の第一弾として水産・農林業セクターについて勉強していきました。このセクターは我々の生活の中で目立たずとも陰で支えてくれている企業です。売り上げに爆発力はそこまで期待することが出来ませんが逆に安定的な売上や需要は見込むことが出来ます。市場が不況な時に保有してみるの投資するうえでいいリスクマネジメントになると思います

次回は建設業セクターについて勉強していきたいと思います。

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